
パリ五輪が開幕する。前回の東京大会がコロナ禍で1年延期後無観客で行われ、3年経ちパリ五輪は今まで通り平常に開催される。ヨーロッパで開催されると日本との時差が7時間で開会式のTV放送は深夜。目覚ましを午前2時にセットして起きたが、始まるのは2時半で未だ30分待たされた。
五輪史上初めてスタジアム以外での開会式で、各国の選手団はセーヌ川を船で登場。丁度25日の大阪天神祭り船渡御のようにセーヌ川を選手団の船がパレード。この時間が長く、途中ウトウトしてしまう。約2時間後にエッフェル塔近くの会場でのセレモニーになり、これなら午前5時頃起きてもよかったと思えた。
パリの中心を流れるセーヌ川のノートルダム大聖堂辺りからルーブル美術館、そしてエッフェル塔まで観光名所も取り入れた開会式。ヨーロッパの日暮れは遅く現地時間7時半に始まり夜10時頃から徐々に暗くなり町に黄色い灯りが灯り始める。そしてセレモニーが始まる頃はすっかり夜。セーヌ川上を走って来たメタルホースは会場で白馬に入れ替わり五輪旗が運ばれた。フランス大会会長挨拶、バッハIOC会長挨拶、そしてマクロン仏大統領による開会宣言。聖火は大きな気球に灯され暗闇の空に舞い上がった。
今までの五輪のスタジアムでの開会式と違い印象に残る演出だった。(写真はパリ五輪開会式の写真数枚をTVから)