
スペイン・バルセロナのカトリック「サグラダ・ファミリア教会」の生誕の門に1990年から10年間設置されていた彫刻「歌う天使たち」(外尾悦郎作)が、彫刻家の母校である京都市立芸術大学に寄贈された記事を見たのは昨年の事であった。このほど構内に設置され一般公開されている記事が数日前に出ていた(写真下)ので見に行く。
外尾悦郎氏(カトリック)は長年サグラダ・ファミリアの彫刻に携わり、現在主任彫刻家を務める。建築家ガウディが残した資料をもとに制作したものでキャンパスB棟1Fと地下1Fをつなぐ吹き抜け通路の壁に設置されていた(写真数枚)。正面から見た後、地下1Fアンサンブルホールの方へ階段を下りて行き「歌う天使たち」を見上げるとキリストの生誕を喜び歌う天使の笑顔が見て取れた(アップ写真)。
北大路から地下鉄で京都駅へ。観光客でにぎわう地下街から地上に出て私立京都芸大まで歩く。午後になり気温が上がって上着を脱ぎ手に持って歩くほど暖かい日であった。